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33.9坪 造作家具 家事室
奈良市の新興住宅地に、ひと際白い壁が通る人の目をひくI様邸。三角屋根に格子が入った窓が並ぶ外観は、計画当初から奥さまの中でイメージが膨らんでいた。玄関の入り口のアーチがやわらかな印象生み出し、ゲストを出迎える。前面の駐車場には、乗用車が3台停められる広さがあり、ゆったりとした町並みにうまくマッチしている。
玄関から室内へと続くドアからは、ガラス越しにきらきらと明るいリビングがのぞく。この先にどんな空間が待っているのか、思わず期待が膨らむ。室内のドアは、ノブひとつにまでこだわり、1階の扉はアンティーク調の真鍮のノブで統一した。こうしたことで、部屋全体にレトロな雰囲気が生まれた。
ご夫婦が結婚をした時に、「一生ものだから」と奮発して購入したという重厚な無垢のダイニングテーブルが、すっと溶け込んだリビングダイニング。家の中にある木がすべて「ほんもの」だからこそ、全てが調和して家にしっくりと馴染んでいる。家もずっと暮らしていく場所だからこそ、ずっと愛情を注いでいける素材を使いたいという想いから、自然素材の家を選ばれたIさん。新築にもかからず、ずーっと前からここに建っていたような、心から落ち着ける空間が実現した。
リビングダイニングとキッチンを独立させることは、奥さまの当初からの希望だった。料理をしているとなかなかリビングの様子は見えないが、その分料理に集中することができ、かえって時短につながったという。リビングからはキッチンが見えるので、デザイン性を重視し、扉材はアンティーク調の木目タイプを選択。作業台に置く水切りかごやまな板に至るまで、かわいくて大好きなものを集め、片付けまで楽しめるとびきりのキッチンになった。
キッチンの奥にある約1帖の「おこもりスペース」は、カウンターとイスを置いて、縫物やパソコンができる家事室に。お子さんが幼稚園に行っている間の少しの時間だけでも、ここに座って紅茶を飲んだり、ミシンにむかうだけで、十分なリフレッシュになる。リビングからは見えないので、作業途中のまま、他の家事やご飯を食べても気にならないのが嬉しい。家の中のどこか1ヶ所、こういった「自分だけの場所」があると、日々の暮らしの活力を生み出すのかもしれない。