川のせせらぎが聞こえる隠れ家リゾートの家（生駒市 F様）

生駒市内の住宅街に建つFさんの家。一見、普通の住宅ですが、一歩中へ足を踏み入れると、日常を忘れるような光景が目に飛び込みます。リビングに大きくとられたフルオープンの窓。その向こうには、山々の緑が見え、耳をすませば小川を流れる涼やかな水音が聞こえ、まるで避暑地に出かけたような気分になります。

大きな窓の横に、ひと際存在感を放つ薪ストーブ。冬の週末は、ここに火を入れてさまざまな楽しみが繰り広げられます。友人を呼んでピザを焼いたり、寒い日にはスープを炊いたり、直火というだけで美味しさが倍増。燃えている火のゆらぎを眺めているだけでも心が落ち着き、極上のリラックスタイムです。

リビングと２階の各部屋をつなぐ大きな吹抜けは、薪ストーブの温もりを家中に届けてくれます。ファンをまわせば空気が循環し、真冬でもポカポカで、半袖で過ごす日もあるそう。部屋に取り付けた室内窓を開け放せば、どこにいても家族の様子がうかがえます。暖かい暖気と共に、家族の温もりも繋いでくれます。

ダイニングの脇には、家族が並んで座れるワークカウンターをL型に配置。上の本棚には、ご主人の仕事の書類や、子供さんの教科書が並ぶ予定です。カウンターは、少し素朴で使い古した印象にするために、フローリング材を利用してエイジング加工を施し、木の家にしっくり馴染ませました。

２階への階段を上がると現れるロフト。ホールに面しているので、家族の誰もが利用できます。時には子供達の隠れ家スポット、時にはご主人の昼寝スポットに。収納が足りなくなった時の予備スペースとしても活用できます。