心地よい陽光をうまく取り入れた家（磯城郡 Y様邸）

「薪ストーブありきのプラン」が希望だったご主人の想いをかなえた、まさに理想の住空間。吹き抜けのリビングには吹抜をつたって薪ストーブの煙突が伸び、天井下の西側窓からはやわらかい陽光が差し込みます。「家が隣接しているため南側から陽を入れるのは難しそうだけど、陽の入る明るい家が良い」と話されていたY様。そのご要望を取り入れ、太陽の動きを考慮しつつ西側をメインに窓を配することで、程よい陽光と風が通る気持ちの良い間取りが実現しました。

「夫婦共働きなので、朝は短時間で無駄なく動けるようにしたい」というご要望があり、ご夫婦の一日の生活スタイルを伺って、極力無駄のない生活動線が実現できる間取りをご提案しました。玄関から階段、洗面所へとつづく踊り場は広く取り、忙しい朝の身支度もスムーズに動けるようになっています。

無垢材の床・漆喰塗りの壁など、自然素材をふんだんに取り入れ、身体にやさしい建材を使うことで実現した、気持ちのよい暮らし。キッチンに立つと真正面になる窓から、四季の移ろいや夕日が見えて、お気に入りの場所になりましたという奥様。上部の壁は、仕切りではなく、ガラスをはめることで圧迫感のない空間が広がります。大容量の収納も完備し、機能面でもデザイン面でも理想的なキッチンに仕上がりました。

ご自宅に仕事場があるY様邸には、キッチン奥に仕事場につながる小窓があり、わざわざ行き来をしなくても飲み物などを簡単に受け渡しできる設計になっています。仕事場で頑張るご主人をそっと応援。ご夫婦のさりげない優しさと遊び心が感じられる場所です。