敷地条件にあわせて生まれたコの字型プラン（生駒市 K様）

大阪にお住まいだったKさんが家を建てるのに選んだのは奈良県生駒市。子育てがしやすい環境と大阪までの通勤アクセスを考えるとベストな土地に出会えたKさん。難点は間口6.6m奥行き21ｍという細長い土地形状。将来南側に家が建つことを考慮して、家の真ん中に中庭を設けたコの字型の間取りプランを採用しました。

お部屋のアクセントに壁の１面だけをモスグリーンにしました。通常、柄付きの壁紙などで行うことが多いアクセントカラーをあえて漆喰で表現。それは家族が過ごす空間だからこそ、とことん体に優しい自然素材にこだわりたいという想いから。年数とともに少しずつ色が変化していく様も楽しみのひとつです。

シューズクロークがある玄関を抜けると白い無垢扉がお出迎え。この扉は数あるアンティークショップから探し選んだ１点もののステンドグラスをはめ込んだオリジナル製。色やドアノブなどの細部まで選んだこだわりの１品です。他にも洗面所やトイレの扉の上にもカラフルなカラーガラスがかわいいステンドグラスをはめ込みました。

近い将来、南側の敷地にお隣さんのお家が建つ可能性が高い敷地条件であることから、ダイニングとリビングに面する中庭を設置しました。そこには耐久性のあるイペ材をつかったウッドデッキをつくり、まるでセカンドリビングのように空間に広がりを与えています。目隠しのフェンスはプイバシーを守りつつも、季節の植物が飾れる絶好の飾り棚に。