平群町の閑静な住宅街。
元々築45年の古家があり建て替えのご計画でした。
北間口にて敷地面積約60坪もあったことから快適で暮らしやすい平屋をご計画しました。
正面間口には同じ白い色味で欧州壁とガルバリウム鋼板を貼り分けて素材でアクセントを作りました。
視線や夜間駐車の際のランプも考慮し正面側には窓を設けずシンプルできれいな箱型のデザインです。

「回遊することが出来るお家が良い。」と言うご希望から
玄関からはホールからLDK動線と、玄関からシューズクローク▶パントリー▶LDKへと繋がる2つの軸がある動線の玄関を採用しました。また、玄関から室内に入る際により広さ感や奥行き感を作るために、斜め壁や斜め框を採用して「広がり」を持たせる玄関回りで設計しました。

住み心地＝機能性という視点から各部屋ごとにそれぞれこだわり要素を取り入れてます。
①：脱衣室/ランドリールームには、エアコンを設置してヒートショックから守れるように。室内干しを手軽にできるように。
②：キッチンはIHを3つ横並びの「トリプルワイドIH」を採用。ご家族様は料理が好きなのでキッチンに使い易いさを。
③：宙に浮いてる「フロートトイレ」を採用し、掃除のしやすいトイレ空間を実現。
④：居室には、ワイヤー型の室内干しフックを採用し布団を干すことができます。

夜間のトイレへのアクセスを考えた際に室内の照明をつけると明るすぎるため懸念をしていましたが、足元灯をトイレまでの動線の各所に設け夜間に電気をつけなくても足元の優しい光でトイレへアクセスすることが出来るようにしました。
照明計画、スイッチ計画など細部のところまでこだわりを詰め込んで沢山お打ち合わせをしてきたため快適な暮らしを実現できる配置計画となりました。