ロフトで家族がつながる二世帯住宅の家(奈良市 U様邸)



















43.22坪 造作家具 ロフト 現し天井
ロフトで家族がつながる二世帯住宅の家
奈良市北部の閑静な住宅街に、木の温もりあふれる優しい家が完成しました。U様邸には玄関が2つあり、1つはお母様のお住まい、もう1つは息子さん家族のお住まいへと繋がる二世帯住宅です。息子さん家族のお住まいは、2階にLDKを配置し、大きな梁が見える開放感たっぷりの空間に仕上がりました。
ずっと使い続けることができる子供部屋
リビングのすぐ隣には、ドアが2つついた子供部屋があります。子供さんが小さい間は、昼間はおもちゃを広げられる遊び場に。夜は家族がそろって寝られる寝室へ。子供さんが大きくなって個室が必要になれば、壁を仕切って子供部屋が2つ出来上がります。その後、子供さんが独立した後は、ご夫婦の趣味のスペースに早変わり。そして、いつかの将来、子供さんがお孫さんを連れて里帰りしたときには、客間がわりとしても使えます。いつでも、どんな時でも自由に使える便利な子供部屋です。
リビングと子供部屋を繋ぐロフト
子供部屋にある木製はしごをのぼると広々としたロフト空間が広がります。ついつい秘密基地にしたり、かくれんぼをしたり、ごろんと寝転がって本を読みたくなるようなワクワクするスペースです。手すりの右側を覗くと子供部屋、左側を覗くとLDKが一望できるので、家中がこのロフトとつながっているのも面白いポイントです。
壁がなくてもゆるやかに“場”をしきるワンルーム
お母様のスペースがある1階は、玄関と水回り以外は仕切る壁がないワンルーム。そこにキッチンとダイニング、リビングそして寝室がゆるやかに繋がりながらも、それぞれの“場”としてしっかりと区切られています。特に、1畳半の小上がりのタタミスペースは、昼間は腰をかけられるベンチがわりになりますが、夜には布団をひいてベッドに早変わり!限られた広さの中で無駄なく空間を活用できるアイデアです。
手づくりの家電収納で毎日の料理を楽しく
お母様のキッチンです。木目調のシステムキッチンに合わせて、木製の家電収納を制作しました。吊り戸や収納の引き出しは、U様からのご要望に合わせたフルオーダー品です。1日3回も立つ台所だからこそ、使い勝手を重視して、料理を作ることが楽しみになる空間づくりを心掛けました。無垢の床フローリングと相まって、木の温かみあふれるキッチンに仕上がり、居心地も抜群です。