自然素材で仕上げた土間と２階リビングの家（大阪府枚方市 K様邸）

道路との接道がわずか2.3ｍの狭小地に建つＫ様邸。
正面から見える外壁には木製サイディングを施工しました。天然木のウェスタンレッドシダーでできた木製サイディングは、年数と共に木が日焼けし、その時々の自然な色の変化を楽しむことができる外壁材です。
オールドアメリカンテイストの玄関ドアとポーチランプが来る人を迎えいれ、温かみとかっこよさのある玄関に仕上がりました。

家の中に入ると、広々とした土間空間が広がります。上がり框の奥はトイレへと続く格子床を配置して遊び心を加えました。オープン棚は背面のレールに合わせて高さを調節することができます。
広い土間スペースなので、自転車を置いたり、植物を置いたり、ブランコを吊るしたりなど、ライフスタイルに合わせて、いろいろと活用できる楽しみがあります。

家族が一番長く過ごすリビングは日当たりを考慮して２階に配置しました。天井は梁を格子状に組み、構造用合板を仕上げ材に用いることで、ログハウスのような木の自然味を感じる空間に仕上げました。
リビングの床はウールフローリングを採用。ウール100％なので汚れに強く、通気性があり、どの季節でも快適に過ごすことができます。肌触りがよく、ついついゴロンと寝転びたくなる気持ちよさです。
さらに壁は呼吸する漆喰仕上げなので、360度自然素材に包まれた心地よいＬＤＫになりました。

洗面台は２人が並んで使えるようにワイドカウンターの洗面台をオーダーで制作しました。カウンター下はオープンにし、椅子をおいて座って身支度ができるようになっています。
隣には洗面台と同じ素材で作ったボックス収納を配置。右下の空いている空間には洗濯機がおさまります。それぞれのボックスには衣類や洗濯用品、ヘアケアアイテムなど、用途毎に収納することができ、整理整頓がしやすい収納ボックスです。

こども部屋はＬＤＫの隣に配置しました。
斜線制限の兼ね合いで天井を勾配天井にし、まるで屋根裏にある秘密基地のようなワクワク感のあるこども部屋になりました。
部屋の一面にアクセントクロスを貼り、かわいらしいインテリアに仕上げています。
ＬＤＫの隣に位置することで、ついリビングに溢れがちなオモチャや学校の用具などをサッとこども部屋に片付けやすく、リビングの散らかり防止にも役立ちます。