おつぼさんといっしょ 第51話「本契約のその前に」 2022 3/25 注文住宅初耳学 2022年3月25日―今回は、おつぼさんから読者の皆さんに向けてお送りします。 毎週、読んでくれてありがとう! 読者のみなさんの中には、家づくりを始めたばっかりという人や、[nophone] [/nophone] 私と同じように契約を目前に控えている人もいると思うの。 いいなと思う工務店さんがあるあなた。 注文住宅を購入するときに交わす「工事請負契約」は、[nophone] [/nophone] 中古住宅や建売住宅の売買契約とは異なり、[nophone] [/nophone] これから建てる建物に対して取り交わす契約。 だからこそ、契約書で確認すべき点をまとめたわよ! 契約書には、【見積書】と【図面】、【契約工期】以外に、【約款】がついているわ。 この【約款】には、問題が発生した場合の対処法などが書かれているの。 工務店の担当者に言えば、この約款の内容を事前に見せてもらえるので、[nophone] [/nophone] 契約前に確認しておくことをおススメするわ。<チェック項目>契約書が2通作成されているか施主と建築会社が双方で同じ内容を保管できるように2通に記名押印する必要があるわ。図面が添付されているか「工事請負契約」は、これから建てる建物を建築会社が完成させ、それに対する報酬を施主が支払う契約なので、これから建てる建物の内容がわかる図面が添付していない契約書は契約書とは言えないから注意よ。あと、図面の内容が打合せ通りかも重要なポイントね。工事金額が打合せの内容通りか図面と同様に、工事金額(明細)についても、これから建てる建物の内容を示す上で重要なものだから、きちんと打合せ通りになっているかチェックしてね。工事代金の支払い日に問題がないかいつ、どのタイミングでどのくらいの金額を誰に支払うのか確認しておいてね。注文住宅の場合は、3回に分けて工事代金を支払うケースが多いから、住宅ローンを組む場合はつなぎ融資の相談が必要になることもあるわよ。着工日と完成日がかかれた契約工期が明記されているかこれから建てる予定の家がいつから工事を始めて、何ヶ月後に完成するのか、自分たちが引っ越しを希望している時期に間に合うのか、担当者と事前に相談しておくとベター。建物の完成が遅れた場合の違約金について明記され、問題がないか上記の契約工期から建物の完成が遅れてしまった場合の違約金について、どのように明記されているか、それで問題がないか確認しておいてね。瑕疵に対する保険契約について明記されているか完成した建物に、万が一欠陥や不具合が発生した場合の保証や対応について、どうなるのかも大切なポイントね。近年は、工務店自身が瑕疵部分の補修工事を行うための資力確保のために「住宅瑕疵担保責任保険」への加入が義務付けられているから、この保険内容も要チェックよ。不可抗力による損害が発生した場合について明記され、問題がないか地震などの自然災害が発生して被害を受けた場合、どのような流れで今後の工事を進めていくのか、損害の補てんは誰がどのように行うのか、内容をしっかりみておいてね。工事内容を変更した場合や、中止した場合の対処方法について問題がないか本契約以降、工事内容を変更した場合の工事金額はどうなるのか、またやっぱり契約を解除したいとなった時にどのようなことが起きるのか、事前に把握しておいた方が安心よ。万が一ローンが借りられなかった場合、契約の白紙解約が明記されているかどうか住宅ローンをつかって家を建てる場合、万が一融資を受けることができなかった時には、無条件で契約を解除できるの。その点もしっかり約款に明記されているか確認しておいてね。●家づくりの流れが楽しくわかる! 「おつぼさんといっしょ」を第1話から読みたい人はコチラ 『おつぼさんといっしょ 第1話家を建てようとおもったら』 ●おつぼさんキャストに会える! ハウ・ツゥ・ライブの最新イベント→イベント情報ページ 注文住宅初耳学 おつぼねさんといっしょ よかったらシェアしてね! URLをコピーしました! URLをコピーしました!