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経済的な側面から持ち家と賃貸を比較した場合には、一生という長い年月をトータルして比較する必要があります。結論から言うと、経済的に負担が少ないのは持ち家派です。理由は持ち家はローンを完済してしまえばその後の出費がグッと抑えられるからです。賃貸派は望まない引っ越しが発生することもあれば、年金生活になっても引き続き家賃を払い続けなければなりません。購入時の多額の頭金やボーナス時払いなどの大きな出費がない分、一見すると賃貸の方が経済的な負担が軽そうに見えますが、長い年月を比較するとそうとは言い切れません。
持ち家は購入時の頭金や多額の住宅ローンが生活に重くのしかかりますが、着実に返済していけばいずれ住宅ローンは完済の時を迎えます。年金生活に入るまでに完済していればその後の暮らしはグッと楽になるでしょう。ただ、日本の一般的な住宅は築35年以上経つとかなり老朽化が目立ち、資産価値もかなり下がります。快適に暮らすためにはこまめなメンテナンスに加え、屋根や床の張り替え、外装塗装、水回りのリフォームなども必要になるため、そのための資金もローン返済の傍らで貯めておく必要があります。ただ、戸建の場合には例え家屋の価値がゼロになったとしても、土地という資産の価値は残ります。場所によっては、購入時より資産価値が上がっている土地もあります。
家の頭金や多額の住宅ローンを抱えずに月々の賃貸料だけで暮らしていける賃貸派は、若いうちは持ち家派よりも経済的に楽に感じられるかもしれません。また生活スタイルや仕事、子供の学校などに合わせて引っ越せる気軽さもあり、便利で快適な賃貸ライフを楽しむ世帯も増えています。しかし問題は退職後、年金生活を迎えた時です。持ち家派はこの頃になると住宅ローンが終わったり、返済の目途がついてきたりしますが、賃貸派は現役の頃と変わらず毎月家賃を払い続けていかなければなりません。住居費は月収の25%以内が望ましいと言われていますが、年金の25%を家賃に持っていかれてしまうとかなり生活が厳しくなります。
若いうちは住宅ローン返済が負担となる持ち家派ですが、完済してしまえばグッと楽になります。一方年金生活になっても家賃を払い続けなければならない賃貸派はある程度の貯蓄をしておかないと生活が立ち行かなくなるリスクもあります。
・費用を比較した場合、長い年月でみると持ち家派が優位
・賃貸派は老後に課題が残る