参加しないともったいない！プロが奨める家づくりイベントとは！？

住宅会社が各社様々な家づくりにまつわるイベントを開催しています。完成見学会に始まり、最近では家づくりのイロハを学ぶ「家づくり塾」やお金の話がわかる「資金セミナー」。それ以外にも、暮らしにまつわる「整理収納セミナー」や「マタニティヨガ」など多岐にわたります。

そんな中で、一般のお客様にはあまり反響は良くないけれど、業者内では絶対に参加しておいた方がいいというイベントがあります。それが建築途中の現場をみることができる「構造見学会」です。

実際に柱などがまだ見えている状態のお家を見学するということもあり、なかなか素人の方では何を見ればいいのかわからないと犬猿されがちですが、いい家ができるかどうかはこの構造途中にどういった建て方をされるかによって大きく左右されます。また皆さんがよく気にされている家の断熱性や耐久性、耐震性を左右する断熱材や柱や筋交い等の構造、はたまたシックハウスなどに影響する材料なども全て見ることが出来る貴重な場です。これらは家が出来上がってからでは確認することができません。

1000万円以上のお金を出して、これから何十年も暮らす家の中身を知らないまま、安心して暮らすことができますか？

また構造見学会に参加しておくと、実際に自分が家を建てる立場になった時に役立ちます。注文住宅を建てる時、おそらく多くの方ができる限り現場に足を運び、工事途中の様子を見て、出来上がっていく様を見たい、知りたいと思うはずです。

ではそんな時、同時にきちんとミスなく家づくりが進んでいるか、欠陥住宅に繋がるような重大なミスが起きていないかも気になりますよね？でも、家づくりの現場をその時に初めて見て、どこをどうみればいいのか、これで果たしていいのかどうなのか、判断基準を持ち合わせていない方がほとんどです。

そんな時、構造見学会に事前に参加していれば、細かいところまではわからなくても比較することができます。また構造見学会では営業マンが親切丁寧にどこをどう見るべきかを教えてもらえるので、現場でチェックするべきポイントを知ることができるのです。

構造見学会に参加することで、得られることはあったとしても、損をすることはありません。まずは何も考えずに「参加してみること」です。できれば2～3社の構造見学会に参加すると、徐々に構造現場のおもしろさが見えてくることでしょう。