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我々が家をつくるうえで、家に必要なものと言えば
高スペックで安心して暮らせるハコだと考えています。
日本最古の木造建築物が、私たちが住む奈良県に存在します。
法隆寺ですが。
なぜ、これまで長いこと維持できているのか?
定期的なメンテナンスや、当時の大工技術やアイデアが詰まって
工業製品を使わず、無理に木に負荷をかけないつくり。
なにより、断熱を施しておらず躯体がむき出しのままのため
余計な通気層とかを必要とせずに木が呼吸をする。
木が呼吸をするという事で腐ることを未然に防げていて。
素材自体の長期的な維持が出来ているのかな?と考えてます。
ま、この手の話はAIに聞いたり。
「OK!Google!」で聞けるお話なので、深堀りされる方は是非聞いてください。
>これはあくまで私の考え方です。
そこで、安心できる家(木造において)は木を腐らさない事に意味があるように思います。
という事は、断熱はあってはならない。という事となりますが、そうは言っても…
日本には四季があり。夏は「あーーーーっつい」し冬は「さーーーーっむい」し。で
こうなると外気を入れたくない家が、高スペックなのかな?とも思います。
=で家には断熱材が生まれ、課題観しこれまで人々の住まいを豊かにしてきたのですが
歴史を紐解いていくと面白いお話につながってきます…
そこで、1970年代後半から1980年に断熱材が普及されるようになってきました。
「グラスウール」
石油ショックを契機に、省エネへの関心が高まったとか。
私なんか、産まれるはるか前から断熱材のある家が普及したのだと。
1980年には省エネ基準が策定され。
1992年に新省エネ基準
2000年代からは高気密、高断熱という気密住宅が急速に普及されました。
高気密/高断熱住宅は今や家づくりにおいては当たり前。
やらない選択肢はない。ほどの存在価値となってきてますが。
それでは、木が腐るのではないか?
いまはええけど。将来大丈夫?と言ったデメリット要素も一定数の声がありようにも感じます。
私は、アンチ高気密/高断熱住宅ではありませんし、家を建てるにその選択肢も以前までは普通にありました。
ただ、我々が建ててるお家は自然素材のお家。という事もありますので
ここでは、我々が推している断熱材「セルロースファイバー」について深堀をしていきたいと思います。
小学生のみんな!自由研究に使ってええよ~!!!
ブログのタイトルにもありますが、セルロースファイバー断熱は最強の断熱材なんです。
wikiなどの情報をたどりながら。
セルロースファイバー断熱のルーツを探ると。
1809年に世界で初めてセルロースファイバー断熱が施工されたお家(邸宅)があります。
モンティチェロ (トーマス・ジェファーソン氏のお家)
アメリカの第三代大統領の自邸
ここだけでも結構スゴイお話なのかなとも思います。
今から210年ちょっと前から既にこのようなアイデアがあり
実際に施工され暮らしの一部には当たり前化してきつつあるところには関心を持ちますね。
トーマス・ジェファーソン氏はヨーロッパの技術やアイデアを持ち込んできたことで有名なことからセルローズファイバーの起源はヨーロッパ発祥なのかもしれません。
それ以降で、スウェーデンやフィンランドと言った寒冷地域でもセルローズファイバーが「定番化」され、広く利用していたとか。
このような歴史を元より現在まで、アメリカではセルローズファイバーの普及が1番多く。
また、アメリカのライフスタイルに適していることが明確にわかりますね。
セルローズ断熱は、古来より用いられていたことがわかり。
昔で行きますと、綿・おがくず・トウモロコシの穂軸・新聞紙などの種類が利用されてきました。
当時は、環境に関する意識が低かったと思いますし、その中でこのような環境に配慮された断熱材を使用していることに、すごく関心が深まります。
ひょっとすると、当時の断熱技術が少なく発泡ウレタンなどが開発されていなかった部分も考えられますが…
という事で、
① 環境に適していること
現在は、古紙や段ボールなどの再生紙を主原料としホウ酸処理を施して、防虫と防火対策をしておりますので、シロアリやゴキブリなどの害虫の発生、カビの発生を抑える効果があります。
そんなセルローズファイバーですが、現場での施工をし終わると。
こんな感じできれいに施され、表面は程よく弾力感がある。
身近なもので行きますとお布団みたいなものでしょうか。めちゃくちゃほわほわしてます。
(表現が正しいのか…🙇♀️)
熱伝導率は約0.040W/m・K
この数値は高性能グラスウールで24Kや32K相当の密度となります。
因みにグラスウールはこの○○Kの○○の数値が大きければ密度があるという指標になりますので
安易にグラスウールが弱いことはありません。
はっきり言って… 大手ハウスメーカーさんは使ってますからね。
なので、結構スゴイ断熱なんですよね。
② 熱伝導率が良い!0.040W/m・K
そして、ココも面白い所なのですが
この断熱材は、調湿機能が備わった断熱材です。
湿度が高いときは、吸収してくれます。(壁内のみ)
乾燥しているときは、湿度調整をしてくれます。(壁内のみ)
となると、外気温度と内気温度の差が激しくなる夏と冬時期には熱の流動で壁の中で湿気が生まれますが、これをコントロールしてくれることによって、長きにわたり家を支えてくれます。
例えば、無垢で心地の良い暮らしができて。
10年と20年と姿が変わり…
30年・40年・50年と子どもたちへ相続するときに
あの頃のなつかしさ。や、暮らしの温かさが目で分かり、肌で触れることで
建て替えもせずに少々のリフォーム程度で暮らしていけるお家であればよくないですか?
子ども次第ではありますが、仮に建て替えるとなっても
部材はほとんどリサイクルできるので、解体業者にもやさしい!
地球にもやさしい!お家が出来ます!
という事で…
③ 壁内の湿度調整と長期維持ができるお家!再生可能な材料で暮らす環境配慮!
この断熱が施工される前と施工された後では、現場の湿度も若干ながら違う気もします。
特に大工さんからの意見が多いみたいですね。
また、これは実体験になりますが
以前、ウレタン断熱をしているメーカーで家づくりをしてましたが
お引渡しの際に、家の中が音が凄く反響します。
気密がスゴイだけに、音が外気に行き届かない。中で吸収もしないので、おっちこっちに音が飛び散ります。
そして、外部の音(振動)も拾ってました。
ただ、セルローズファイバーのお家の場合は音が全く拾わない。
というのも、柔らかい断熱材ですので音を吸収します。
逆に、室内でもウレタン断熱のお家に比べると反響も低いです。
家の中に居てる時に、家の外の音が全く拾わないので、見学会の時にあまりにも早く来ていただけるお客様が不意打ちのように来られ、「ドキッ」としてます…
(早くに外にでとけ。)
という経験談から、オーナー様のお話からも
④ 防音効果が高い
メリットばかり言ってますが、もちろんデメリットも多く存在していて
まず、圧倒的にコストが高い。
標準施工をされていない工務店でセルローズファイバーを依頼するのは限りなく差額が生まれてきますので避けましょう。
ハウ・ツゥ・ライブは高いんじゃないのぉ~と思われるかもしれませんが…笑
とりあえずお越しください!皆様の暮らしにマッチできるご提案を一生懸命しますので🙇♀️
(ここま本当に…頼みます!!!!)
という事で
① コスパが悪い
そして、壁内で調湿をすることから、当然ながら隙間があります。
現在の日本の省エネ基準(これもそもそもおかしくね?と思ってます!)で行きますと
断熱の単体の性能と加えて相当隙間面積(C値)を求められます。
いや、これ、セルローズファイバーはあかん!と言ってるみたいなもんですやん。
まぁ、省エネでC値を求めることはなくなりましたが…
それでもお客様はC値を求める方も多いです。
はっきり言いますと…
C値に強いウレタンフォーム断熱に比べると劣る部分がある。というのが現実です。
そもそも断熱材の考え方自体が違いますからね。
セルローズファイバーでC値を求めたら湿気が吸収されにくくなる。
と言っても、気密測定をするとZEH普及した時に掲げた高スコアなお家までの性能はあります。
(ご希望の方は、気密測定します?)
という事で…
② ウレタンに比べて気密は取れない
とまぁしっかりメリットとデメリットをお伝えしたうえで
皆様は何が良いですか?
ハウ・ツゥ・ライブに入るまでは
セルロースファイバーという言葉や素材自体は知ってましたが
はっきり言って性能面などは知りませんでした。
展示場案内の際に、お客様から一定数の声があり
「御社ではセルローズファイバーを施工しますか?」と。
しませんとはっきり答えてましたし、コストが上がるのでおススメではありませんと言ってましたが、はっきり言うと、その工務店での標準仕様ではない為、高いだけであって。
セルローズファイバーを永らく標準仕様でしているハウ・ツゥ・ライブのお家の金額を見ても
以前勤めてた某メーカーと比べてもお安く建てれますし。
金額自体に大きな大差はないかなと思いました。
となると、どれが良いのか?というところになると思いますが
セルローズファイバーのメリットを自分たちの暮らしに落とし込んだ時に
メリットを感じていただけるようでしたら必ずやった方が良いし
メリットをそこまで感じれなかったらやらなかった方が良いと思います。
再度、メリットをおさらいしますと
■ 自然素材ならではの環境配慮していて、再利用できる部材を残せること
■ ホウ酸処理における防虫対策(シロアリやゴキブリ)
■ 熱伝導率が0.040W/m・K(グラスウールの24Kや32K相当)
■ 壁内で調湿効果を発揮でき、壁内結露の吸収でカビ予防が出来るお家
■ 防音/防火に優れている
デメリットとして
■ 気密を取る考えではないが故に、気密性能の高い断熱に比べると劣る部分がある
■ コストが高い(ハウ・ツゥ・ライブでは標準です)
という感じでしょうか。
私は、環境配慮の観点や、自然素材によって身体にどういう影響が起こるかを肌で感じてますので
当然お家もそうであってほしいので、ハウ・ツゥ・ライブで建てるなら、セルローズファイバー一択かなと思います。
また、先日のブログのネタでも息子の肌のケアに視点を向けた際に感じた
湿度調整の奥深さを感じたので、直に外気と内気の熱を受ける壁内はセルローズファイバーが良いかな?と感じました。
あくまでも僕の視点です。
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