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息子が産まれてもう2ヵ月とちょっとが経ちますが
毎日お風呂に入れさせている内に
お股にぷつぷつっと。
胸あたりにぷつぷつっと。
湿疹みたいなのが見えてきました。
大丈夫?と声をかけると
「あうぅ~。」と笑顔で。笑
お風呂から上がると妻が一生懸命に保湿をしてくれてるのですが
これがあまり効果を発揮していない。
よくよく考えると…
なんか部屋じめじめしてる?と感じだしてきて。
息子が産まれたと同時に妻が、室温の調整もしないとの事で
温度計と湿度計を兼ね備えたものを購入してました。
その湿度を見ると
78%
このスコアが良いのかどうか。
以前に、オーナー様のご自宅に行った際にご主人様から熱烈にお話して下さった際に
湿度を60%以上にならないように気を付けているとか…
となると、78%って相当やばない?とか思ったりして。
OK!Googleの出番です。
一般的に言われている湿度の目安は
40%から60%
この基準を超えると
60%以上の場合はカビやダニが発生しやすい
40%以下の場合は乾燥し過ぎで細菌や病原菌が繁殖しやすい
目で見る分に加えて肌でも体感しやすい所ですね。
僕はアトピーを持っていたこともあり、梅雨時期のジメジメの時はめちゃくちゃしんどかった記憶です。
今はもう完治してますが、それでも梅雨時期や汗には敏感ですね。
なので、言われてみれば部屋がジメジメしてるな~とは結構前から感じてました。
逆に、乾燥肌でもありますので冬時期はめちゃくちゃカピカピになります。
※もう最悪でしょ…「アンパンマン新しい顔よ!」とか言って顔入れ替えたいです。
なので40%以下の時はそれはそれで肌に痛みが感じてきます。
大人でこれで、子どもはマシなわけはないと思いますので…
湿度は暮らしの中でも密接にかかわってきたりします。
僕の住んでる賃貸は3棟の建物に1階と2階でそれぞれ部屋がわかれてて
それぞれの棟に何世帯か住んでます。
そして、僕の住んでる棟は、一番南側で道路から反対側
南からの日差しは最高に良いが、南の風を取り込んでも逃がすところがない。
まっ。賃貸ならそこに視点を向けた設計なぞしていることは少ないと思います。
という事で、湿度を逃がすためにはやはり「風」は大事で。
「風」を部屋に送り込んでも、「風」が逃げなければ意味がありません。
よって、間取りを考えるときは…
① 入れる風を作るために窓を設ける
② 逃げる所を作るために窓を設ける
ことが大事になってきます。
つまりは風通しを良くしろ!という事になります。
なるべく入り組んだ間取りにせずにシンプルな配置にして対角線にそれぞれ窓を取り付け。
そうすれば風通しが良くて、湿度も低減します。
奈良の気候で行きますと
おおむね、南北に風が動くように見られます。
なので、南北でLDKを組む。若しくは風の流れをつくれるように
部屋や区画の入口は開口にする(扉をなくせ!!)
昔、グラウンドに線を描いてた白い粉
これ、素手で触ると手が荒れるとか。
先生に言われたことありませんか?
グラウンドで使ってた白い粉(せっかい)は漆喰の主原料ともなります。
漆喰は石灰を主原料に糊(のり)や麻などの繊維を加えて水で煉り合せた塗り壁材です。
その効果は、古来の日本の建築では多く用いられていて
城はみな漆喰を使ってました。
ダビデ像もらしいです・・・。
この漆喰には調湿効果があり。
(昔のお家に比べると、建築の作りが若干変わり劣る部分もありますが)
多孔質な素材がゆえに呼吸をしています。
タバコなどの有害物質も吸着し分解。そしてクリーンな空気を保ちます。
その流れで湿気も吸収しますので、夏のジメジメ感を解消してくれます。
わずか3年のハウ・ツゥ・ライブ歴ですが、目で見て肌で体感してという事があり
とあるお家の壁(ニッチ)にアロマディフューザーを置いてますが
見事に臭いを吸収してまして…白い漆喰が変色してました。
また、別のお家(2025年7月とかのお話)お引き渡し後の入居後点検の際にお邪魔して…
部屋でワンちゃんと娘様と遊んでいたところ。
あれ?全くジメっとしないぞ?と。
オーナー様に聞いたところ、冷房の効きがスゴイ良い!とおっしゃてました。
ん~壁だけのチカラなのか?と疑問でしたが更にすごいお話もありまして…
2年前に先輩担当のオーナー様の着工前の打ち合わせにて
当初僕は新人という事もあり子どもさんの世話をしてました。当時は2歳のぼくちゃん。
この子が、6月ごろかな?すごくかゆそうに…してて、顔も険しかって。
小さい頃の自分を見ている気がしてかわいそうで仕方がなかったのですが…
これも7月ごろにオーナー様たちの集まりで久しぶりに会って。
一緒に遊んでいたところ…全くかゆいかゆいが無くて。
あれ?と思いました。これも漆喰のチカラなのかもしれない。
結構、ショールームに来る方々が言ってくれます。
来るだけで漆喰のチカラが感じれると。
それくらい漆喰のチカラがあるのですね。
実際の弊社のお家の漆喰のテクスチャをご紹介。
いい感じですね~…
昔のお家は漆喰の仕上げの厚みが15cm~20cmと合ったそうですが
現在は壁にボードが来るためせめても仕上げの部分のみで厚みもそこまで期待はできませんが
それでも皆さんは効果を感じてもらってるのでそれは凄いことです!
皆様の経験談を聞いて、僕も必ず漆喰はしないと!と感じました。
服とか、靴とかも湿度が必須ですからね。
しけってたらカビるし、カラカラだったら河水崩壊しアウトソールが朽ち果てるし。
+1で考えてほしいのは床材もです。
これは、賃貸に住まれてる方だったらわかりますが
安い賃貸はクッションフロアだったり、フローリングと言っても仕上げはシートを貼ってるだけみたいなフローリングだったりもして・・・
足って一番汗が溜まるし。強烈にくさいと思います。
サッカーしてる時は地獄でした。
そんなジメジメの足が吸収もしてくれない床でぺたぺた歩くと…
くーーっさい足の目には見えない足跡がそこらじゅうに。
湿気を足が持ってきて、吸収もしてくれなければ
湿気まみれになり、一番初めにもどってカビだらけになります。
なので、無垢材もセットで考えましょう。
無垢材の床には、木でしかできてない床なので呼吸をしてくれます。
木には、無数の木繊維と木の中に空気層が散りばめられてます。
その空気層と木繊維から湿度を吸収してくれ、乾燥時には湿気を放出してくれます。
素晴らしい!
無垢には、弱点もありまして機械に頼れないことから
床暖房が出来ないなどのこともありますが、無数の空気層に温度を蓄熱出来るので
床は極端に冷たいと言ったことはありません。
廊下とかはその期待が出来ませんが。
こういった特徴も湿気に密接にかかわってきます。
弊社では、ヒノキ推しという事ですが
最近のトレンドは白樺ですね。
僕も、家のダイニングが白樺だし、ずっとバーチ材はやりたかったので
多分自分の家もバーチにします。
ただ、ヒノキがスゴイなと思うのが、香りの部分でして。
床からぽわ~んと香りが感じれます。
感じれないときはカッチカチに絞った濡れ雑巾でこするとぽわ~んと香ってきます。
木だけでも様々な特徴がありますね。どれを選んでも効果に大きな差は有りませんが
塩化ビニールシートで表面を仕上げたフローリングだと断面てきにも無垢とは違うため
蓄熱が出来ない為、やるとすれば床暖房などの機会に頼る必要性があります。
こういった自然素材の材料を使う事で肌触りやジメつけの防止。
お子様やペットにも相性が良いとされます。(わんちゃん滑りやすいかもですが…)
弊社では、ここに関してはあまり推しておりません。
というのも、第三種換気システムと自然素材の相性がそもそも成立しているという認識だからです。
ただ、現在お打ち合わせさせていただいているお客様のご希望で換気効率を良くしたい。
という意見から。
「ルフロ400」を前向きに検討中です。
こういった換気の部分で良く聞くのが
「第一種換気システム」
ですが、第一種換気システムは機械をもって給気し、機械で排気する。
全部機械に頼る仕組みとなります。
給気と排気を一つにまとめて各部屋などに供給することから
外部の暖気、冷気を直に受けずに緩和した空気が循環する手前、省エネ効率が良い。
という考え方となります。
高断熱/高気密住宅の考えでは、外気は外気。
家の中の空気は完全に2分させる。そのためには、外の空気をもろに受けさせないように
家を鉄壁のバリアで固めまくる!
というような考え方で、建築基準法上では家全体24時間フル稼働で換気をし2時間で家全体の空気を入れ替える。というルールがあるためやむを得ず、換気が必要。
でも、外気をもろに食らうと折角の高断熱/高気密の意味がなされない…
だから、外気を緩和させよう!みたいな考え方なのではないかな?と思います。
ただ、この考え方って。
窓開けない前提のお話です。
窓って開けますよね?
窓開けて換気したいっすよね?
したくない方は、高気密の考え方で良いと思いますが
そうでない方は、もう少し考え方を見直した方がよいと思います。
それに踏まえて、第一種換気を採用し高断熱/高気密のお家をした場合は
そもそも、エアコンフル稼働前提の話で常に循環していないと湿度調整が取れない。
おおよそ、一種換気を採用して、冷暖房をフル稼働をして、太陽光を載せて…
となると、ハウスメーカーさんの方が強いに決まってるので
ハウスメーカーさんで建築した方が良いことになります。
話は戻りますが、今回は「ルフロ400」ということで
これはいったい何のか?と言いますと。
第三種換気で自然の力で給気をし、排気口をシロッコファンで抜くという考え方になります。
はじめは。えっ。なんで必要なん?と思いましたが
これが、今では
なかなか考えられてるなと感じました。
ポイントは、排気を機械で頼る。という事です。
当然イニシャルもかかりますし、排気を電気で行うために電気代も少しばかり増えますが
それ以上に、風の循環を生み出してくれる。
今回ご計画しているお家は南間口で南側に大開口の窓を設けて…
軒の出を1365mmまで出し、夏の日差しは完全にシャットアウト
冬の光はもろに入れていくスタイルで計画している為。
光の調整がパッシブの側面があります。
ただ、間取り的には北に窓を設けれない事でありますので
このルフロを思いっきり活用して、風の循環を機械で行う事をしようと考えてます。
このインタビュー時期は真冬(12月上旬とか)でした。
がっつりLDKに光が入ってるでしょ?へへっ。
理論上では、湿気対策が可能なのではないかと思いますので
パッシブ×アクティブなハイブリッド型のお家で考えてます。
進捗もしていきますので乞うご期待!
では、家をまだ計画していない我が家では
子どもが寝る前に、エアコンの除湿をフル稼働にし、扇風機で360度回転上下左右に回転させ
部屋の風の流れを作ってます。
こうすることで78%とかあった湿度が30分ほどで15%以上削減し
肌感もジメジメしてません!これで一旦夏は乗り越えれそうです。
息子もこの改善以降に肌の調子がもとに戻り
今は湿疹や肌のざらつきを感じなくなりました。
新居をご検討の方に個人的なおススメの暮らし方として
■都心部や住宅密集地と言われる地域ではやはり車通りの多さと外気の汚染度が高いため
第一種換気と高断熱/高気密で暮らしていただく方が良いと思います。
なるべく、屋根には太陽光を載せて、省エネ、創エネで。
一種換気もダクトの中にカビが発生したりするとこの話は破綻しますので
なるべくメンテナンスは視野に入れながら。完全アクティブ設計に。
出来なければ、断熱もこだわる必要はありますができるだけ換気をメインに考えてください。
エアコンを稼働させ、一種換気で。そして太陽光を載せまくり光熱費削減。
■奈良のような田舎暮らし、のどかな地域で暮らす方は極力パッシブ設計に目を向けながら
お家づくりをすることが望ましいのかと思います。
敷地が広ければ、また周辺建物との距離も稼げればその分間取りの自由度も効きますし
部屋数、部屋の大きさ以外で、換気の部分や光の部分にも視野に入れながら
お家を自由にカスタマイズできるのかな?と思います。
自分のお家は、今ご提案しているお客様や建ててくれた友人の家のように
がっつり軒の出を出し、調整して家づくりをしてきたいと思います。
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